フィンランドの歯科意識について

当医院ではフィンランドにおける小児歯科の考え方に深く共感するとともに、そこで培われた知識と情報を治療にも役立てています。

フィンランド国旗

ところで、皆さんはフィンランドはどんな国かご存知でしょうか?
北欧の国で国土は日本と同じくらいで、昨今では時々メディアでもとりあげられ「福祉先進国」として知られています。
皆さんの身近なものとしては最近はどこでも手に入れることのできる「キシリトールガム」の発祥の地でもあります。

▲ページTOPへ

フィンランドの歯科治療に対する概念

フィンランド風景

フィンランドは今では福祉先進国として世界中に認知されていますが、実はその昔は虫歯大国だったのです。
そのため国家をあげて歯科医師の増加を計画しましたが、結果的にその増加にともない財政的に苦境に陥ってしまいました。

そこで考えだされたのが「予防する」ことでした。
日本ではいまだに歯医者に行くイコール治療ですが、フィンランドでは予防するために歯医者に行きます。

しかも、単に歯医者に行く習慣を国民に理解させるだけでなく、幼い頃から歯に関する教育を実施しています。例えば小学校一年生になると年に2回ほど専門のカウンセラーが授業の一環として歯と歯の健康について講義をします。

そして物心ついた時期には虫歯、歯周病の知識と予防の知識を身につけているのです。そのうえ、小児に対しての歯科知識の提供だけでなく妊婦にも産まれる子供たちのことも考慮し知識提供をしています。

このような格差を目の当たりにすると、日本では個人だけでなく国家レベルでの歯科治療への関心も薄いことが大きな問題だと思います。

当医院ではフィンランドのように治療だけでなく、小児の予防知識の提供も今後行い、歯科医師として地域に貢献することが重要だと考えております。

▲ページTOPへ

当医院の小児歯科治療コンセプト

中央歯科医院の小児歯科治療についてのコンセプト

  1. 楽しく明るい時間を一緒に過ごしましょう。
  2. 常に笑顔でお子様と接する。
  3. 治療する前に、まずはムシバにならない口の中への環境改善をしましょう。
  4. 可能な限り痛みを少なく治療をする。
  5. 治療の内容、機器の説明もしっかり伝えたうえで治療する。
まずは、”はいしゃ”はムシバになったら、痛くなったら、注射されてギーギーされる怖いところ!というイメージを変えませんか?

お子さんは、想像以上に親の感情を読み取り感じます。
一緒にいるおウチの方が歯医者という場をおどしてしまうと、子供の中のイメージは怖いものにかたまってしまいます。
きっと小さな頃、嫌な思いをされたのでしょう。。。

残念ながら、今の親の方々の世代が思う”はいしゃさん”とはギーギー歯を削られて痛くて怖い所、という方がほとんです。その思い考え方そのものをお子さんの為に変えて頂くこと、また、お子さんにはそんな思いをしてほしくないという気持ちがおありでしたら、お子さんが楽しく歯医者に来ることや”お口の中キレイにしにいこう”とウキウキしながら歯医者に行きたがる光景をイメージしていらして下さい。

中央歯科医院の小児歯科治療についてのコンセプト 院長 島田 実

お恥ずかしい話ですが、そんな歯科医師の私も幼い頃は歯医者さんに行かなければならない日は本当に憂鬱でした。
結局は私も皆さんと同じだったのです。

では、なぜ歯医者さんが怖かったのでしょうか?
歯科医師になってから自問自答しながら考えた結果、子供の目線で考えればいくつか原因が見えてきました。
それが上記の当医院が掲げたコンセプトに繋がっています。

▲ページTOPへ

小児歯科治療の問題点と当医院の解決方法

当医院ではできるだけお子様の不安を取り除き、治療に積極的になってもらうためにいくつかの問題点を理解し、その解決のため日夜努力を続けております。
その問題解決法をいくつかご紹介することにより当医院を少しでもご理解いただければと思います。

問題点1:恐怖心

痛みがないことも大切ですが、それ以上に痛みのイメージがないことが大切です。
初めて歯医者に来るお子さんの頼りにはおウチの方の言葉だけ。
”ムシバになったら歯医者でギーと削ってもらおう”とか”歯医者の先生にぶっとい注射してもらおう”とか…。
ちょっとおどして歯磨き頑張ってもらおう!!というお気持ちはよくわかりますが、毎日そう言われ続けていたお子さんは”ついにこの日が来たー!!”と恐怖心を最大限に持って来院し、なかなかその恐怖心を取ってあげるのは大変です。

当医院の解決方法

なるべく怖いイメージを与えないよう努力します。
初めて治療する時は当然ですが、お口を開けて診る為の練習を十分にしてから行います。ですので、すぐに治療はしません。
治療すること以上に、いかに子供にイヤな怖いイメージを与えないようにすることが重要です。

問題点2:雰囲気

皆さんも歯医者に行ったときに感じる無機質な雰囲気・・・白い建物、白い壁、物々しい診療台。日々刺激をいっぱい受けているお子様にとっては全く楽しくない世界です。
絵本など片隅に置いてあるものの院内の雰囲気に飲まれてしまい読む気にもならなかった経験はありませんか?

当医院の解決方法

当医院ではできるだけお子様の緊張を和らげるために建物の外観も自然な雰囲気をイメージしていただけるよう樹木を配置するなど配慮をしております。
内装も白だけでなく木目調をできるだけ使い柔らかい感じにし来院することが楽しくなるように努力しています。

問題点3:表情

治療が始まっても大きなマスクと強い光が顔に当たり先生の表情は読み取れません。
子供が最も不安に思う瞬間は向かい合う人の表情が見えない場合です。
笑っているのか怒っているのか理解できない相手はとても不安なのです。

当医院の解決方法

治療に際してはやはりマスクなど感染症を防ぐためには必要な場合が多いのですが、できるだけお子様に声をかけながら、優しくアイコンタクトも心がけ向かい合うことにより不安を感じさせないように努力しています。

問題点4:治療内容の理解

治療中、先生は治療を黙々と進めていき、自分がどんな状況におかれているのか理解ができなかった。
口を開けたまま不安な治療の推移をドキドキしながら次は何をされるのか待つしかなかった。
子供の頃、そんな経験はありませんでしたか?

当医院の解決方法

大人の観点では子供に説明しても理解できないだろうと思っているかもしれませんが、子供の理解力は大人が思う以上のものがあります。
当医院ではどのような治療がこれからされるのか、そのために使う機器はどのようなもなのか、できるだけ理解しやすい言葉で具体的に説明することを心がけています。

▲ページTOPへ